モンパルナス駅から(6月25日) 8時45分にチェックアウトする。このホテルのエレベータは日本と同じく、日本でいう2階を2Fと表示している。 あとで添乗員から聞いたのだが、このホテルは当初は日系の航空会社の経営だったとか。納得する。
9時15分、バスは今日の 古城めぐりの出発駅モンパルナス駅に向けて出発する。 渋滞いかんでは、定刻の電車に乗れないかもと、添乗員。9時30分、
モンパルナス駅に着く、少々早く着き過ぎたかと。出発まで1時間ほどあり、駅の構内で10時25分まで自由時間。 駅構内には、 いろんな店があり、見るだけでも楽しい。マカロンとパリのコンパクト地図を買う。機関銃を持って警備する軍人、フランスパンを
抱えた人、スズメにパンくずをあげながら電車を待つ人など、パリにやってきたという実感が。
|
![]() |
![]() |
![]() |
発車時刻パネル | マカロン販売 | ホーム |
![]() |
![]() |
![]() |
自動改札口 | 発車時刻表 | モンパルナスタワー |
ツール駅に(6月25日) 10時45分、4番線からフランスの新幹線(TGV) に乗車する。 日本の新幹線よりは横幅が狭く、2+2である。しかしスペインの新幹線AVEよりは
振動が少ないような気がする。 読書をする人、会話する人などで、飲食をする人はさすがにいない。料金は27.6ユーロ、4000円程度で、日本の新幹線と
変わりない金額か?11時45分、 ツール駅に到着する。 ランチとなるが、駅前のレストランは12時からということで、ロビーで待つ。 数分で12時となり、テーブルに着く。数分の
違いなら店をオープンしても良いのに、変のところに厳格なのがフランス人かと。 食事は前菜、メインデイッシュ、デザートとフルコース。しかし、大きく甘いデザートは全員が半分以上残す。
駅前の広場にはチョットした作品が並べられていて、楽しい。
|
![]() |
![]() |
![]() |
乗車 | 車内 | ツール駅 |
![]() |
![]() |
![]() |
降車チェック | ツール駅舎 | 駅前の芸術作品 |
アンボワーズ城(6月25日) 13時05分、バスはロワールの古城めぐりにスタートする。 城が見えるまで、添乗員からロワール地方の城について説明を受ける。ロアール川は1000km以上あり、 フランス最大の河川であると。この地方の城は当初イングランドに対抗するために造られたが、温暖で自然に 恵まれていることから、狩猟を中心とした保養地として利用されるようになった。 13時40分、最初の城、アンボワーズ城の川向で下車する。川面に映る古城や石造りの橋が、美しい。 木陰にはミケランジェロの彫刻があり、子供たちが遊んでいる。 |
![]() |
![]() |
![]() |
アンボワーズ城 | アンボワーズ城 | 風がなければ |
![]() |
![]() |
![]() |
城壁の上に旗が | 乗らなくなったボート? | ミケランジェロの彫刻 |
シャンポール城(6月25日) 次にシャンポール城に向かう。世界最大の城で、パリ市街地と同等の面積があると。現在も、 国賓の来訪があった際には、利用されている。この城はフランソワ一世が建築したものである。 イタリア芸術への憧れがあり、イタリアの彫刻家を連れてきて建造したもので、ルネッサンスの初期様式を 反映している。 すり減ったラセン階段が印象的で、すべての部屋に豪華なタペストリー、肖像画が飾ってある。財力の象徴なの だろうか?城壁に無数のツバメの巣を見つけ、とらないのかと現地ガイドに聞くと、動物愛護の国ですからと。 最上階で記念撮影した後、16時05分、バス停集合ということで解散する。 入口付近のお土産コーナーを覗いたり、お城の正面で写真をとったりしながらバス停に戻る。 |
![]() |
![]() |
![]() |
途中の城 | 途中の城 | 途中の城 |
![]() |
![]() |
![]() |
シャンポール城の入口 | 売店 | 木々の合間から |
![]() |
![]() |
![]() |
工事中 | 観光馬車も | 正面 |
![]() |
![]() |
![]() |
入口 | 中庭から | 中庭から |
![]() |
![]() |
![]() |
中庭から(ツバメの巣) | 壁のレリーフ | 王様の馬車 |
![]() |
![]() |
![]() |
螺旋階段 | 寝室 | タペストリー |
![]() |
![]() |
![]() |
居間 | シャンデリア | 階段側の窓 |
![]() |
![]() |
![]() |
屋上から | 屋上から | 屋上から |
![]() |
![]() |
![]() |
螺旋階段 | 出口にあったコケで出来た馬 | 天守 |
![]() |
![]() |
![]() |
バラ | 休憩 | 不格好な家 |
シャトーホテル(6月25日) 16時10分バスに乗り、このツアーの目玉であるシャトーホテルに向う。 18時10分、シノン市郊外のシャトーホテル(シャトー ド マルセー)に着く。 ロビーの壁には、古い絵画や調度品が並べられている。また窓から差し込む初夏の日差しの中、 ハエや蝶が室内を飛んでおり、農村地帯を感じさせる。 ばかでかい板の付いた鍵で、何度か右に左に回しながら部屋のドアを開ける。 天井は高く、太い鴨居が走っている。ここにもハエがぶんぶん飛んでいる。とにかく網戸というものがない。 「香取線香でもあったら」と日本人は思うが、あの匂いをフランス人は受け入れないだろうと添乗員が言う。 夜8時過ぎてもまだ明るい青空をシャトーの壁に巣があるのかツバメが飛び回っている。 夕食は11名で丸テーブルを囲みながらホテルのレストランでとるが、かなり狭い。この狭いスペースに、 直径40cmもあろうかという大きな皿が運ばれてくる。食べ物は大皿の中央にほんのチョコット。 見た目を重んじるのがフランス人と、添乗員。このシャトーホテルだと客は10名程度が限度で、 このツアーは本来定員が28名だが10名に絞ったのだろうと。食後、外に出る。22時だというのに まだ明るく、放牧されている馬が2頭、夕陽にたてがみが光る。部屋に戻りあれこれ片付けを始めると 飲み水のサービスがあるのに気づく。紙袋に入った瓶でグラスまであり、ワインかと思い手を付けなかった ツアー客も。飲み水の確保は、イタリアやスペイン以上に大変。日本の数倍の価格だし、ツ アーバスでも販売していない。添乗員いわく、余計なことをしないのがフランス人だと。 |
![]() |
![]() |
![]() |
シャトーホテル | 紫陽花 | 屋外レストラン |
![]() |
![]() |
![]() |
ホテルのバー | 部屋の天井 | 鍵と水 |
![]() |
![]() |
![]() |
放牧 | 朝食のレストラン入口 | フランス料理(前菜) |
![]() |
![]() |
![]() |
フランス料理(前菜) | フランス料理(メインデイッシュ) | フランス料理(デザート) |