コルトバに向けて(6月20日) 軽めの朝食を取り、8:30コルトバに向けて出発する。
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昔の貨物列車 | 観光案内 | ドライブイン内 |
あたり一面、オリーブ畑が延々と続く。10:00、農園者が旧駅舎で経営しているというドライブインに入る。日本人を見ると 「おいしいよ」と言うのが店の合言葉。オリーブ油、石鹸、絵皿、アーモンドのお菓子などオリーブ関連の製品を中心に販売している。
ここのオリーブ油は最高で、トラックの運転手が山ほど買っていくと添乗員。ただし、重いので、手荷物の重量制限に ひっかからないようにと。
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ローマ橋 | ラ・カラオーラの門 | ローマ橋からメスキータを望む |
メスキータ(6月20日) 11:00ころにはコルトバ市内に入り、11:20バスから降り、メスキータに向かってしばらく歩く。 メスキータの建設は、最初にイベリア半島に渡り756年西ウマイア朝を建国したアブドアルラマン1世が、大モスクの建築を
開始した786年7月14日に始まる。彼の時代には完成せず、その後コルトバの繁栄により10世紀になるまで 3回にわたって拡張された。特徴である赤と白のゼブラ模様は当初、レンガと石の組み合わせであったが、
最後になると赤く塗っただけになっていると。その後レコンキスタでカトリックの支配下になると中央の柱を取り除き、 カテドラルが造られた。このカテドラルには完成まで250年を要しており、さまざまな建築様式が混在している。
グアダルキビル川沿いを歩き、ラ・カラオーラの門の横をくぐりローマ橋を渡る。橋の中央に翼を もった女性の像が立っている。メスキータ全体が青空に映えて美しい。
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土産物屋さん | ジプシーのもの売り | 鐘楼 |
ジプシーの女性がなんでもない糸杉の小枝を差出し、これに観光客が関心を示すと、 法外が値段を請求するので、注意するようにと。特に男性が狙われ易いと。11:20現地ガイドが見えないので、
トイレ休憩も兼ねて、ゲート前の土産もの店に入る。銀製品、小皿、リアドロ、皮製品などを売っている。 現地ガイドが見えたので、11:40デアネスの門から中庭に入る。中にはオレンジの木が植えられており、
左手には鐘楼が見える。ヒラルダの塔ほどは高くありませんとガイドが言う。 |
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ゼブラ模様(レンガと石か) | 祭壇 | 祭壇 |
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キリスト像 | 豪華なシャンデリア | サインパネル |
スペインに行く前にガイドブックで見た、白とオレンジの柱が印象的だ。石の白と煉瓦の オレンジ色のコントラスト。照明は、昔ながらの大皿が鎖で天井から吊るされている。もう少し、すっきりした
色かと思ったが、なんとなくくすんでいる。天井が木製とは予想しなかった。製作者のサインボードが陳列 されていたりする。 |
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カテドラル | 中央礼拝堂前のホール天井 | 中央礼拝堂 |
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中央礼拝堂前のホール | 中央礼拝堂の椅子 |
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ゼブラ模様(赤のペイント?) | 天井板 |
しばらく歩いて行くと高い天井のホールに着く。ここが中央礼拝堂になっている。ホールの中央で椅子に座り、 天井や四方を眺める。イスラム建築のなかにキリスト教のカテドラルが増築された。キリスト教徒の美的感覚を
疑うと。壁には、聖人の姿や、有名な宗教上の逸話が絵になっている。主祭壇には、聖歌隊が座る椅子(コロ) だというマホガニー製の黒光りする素晴らしい彫刻の座席が並べられている。建物を出ると天井の板だったという彫刻の施された板が壁につるしてあった。ガイドの
説明内容も右から左に聞き流して、さっぱり記憶に残らない。 |
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花の小路、突き当りの広場 | ひたすら見上げる | 広場正面の建物 |
メスキータを出て、幅1メートルほどの狭い路地を入っていく。突き当りの広場まで行き、
振り返ると白壁に赤い花が、そして先ほど行った鐘楼(ミナレット)が見える、これが花の小路だという。
絵皿や皮製品の店をのぞきながら休憩する。
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青空を思わせる鉢の色 | ガフェンキン像 | パテイオ |
12:25−12:45、ユダヤ人街を散策する。白壁と花、パテイオに目が行く。 ブルーの鉢も地中海の青空を思い起こさせて印象的である。途中、眼下医ガフェキンの像
の前を通る。白内障の手術を初めて行った人だそうだ。 |
中華レストラン&AVE(6月20日)
ユダヤ人街を抜け、大通りに出る。犬を連れ、本を売っている若者、暴君ネロの教師だったという人の銅像。
ハトが城壁の穴に巣を作っているのが面白い。
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書籍販売の若者 | ネロの教師像 | 中華レストラン |
13:10ランチ。今日は中華レストランで食事をする。大通りに面した、赤色に塗られた店構えで、 このトーンは世界共通なのか。水はただですと。ピーマンの油いため、魚の煮物など日本での食感とさほど変わらず、
なんとなくホットした気持ちになりつつ各人自分の小皿にとって食べる。次々と大皿が出てきて、重ねられていく。
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14:20レストランからAVEの駅に向かう。
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コルトバ駅 | コルトバ駅 | AVE |
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社内 | AVE乗務員 | マドリード駅 |
出発の15:10まで50分近く 待ち時間があり駅を散策する。駅構内で店(キャンデー、皮製品)を眺めたり、椅子に座って休憩。ここには、 コインロッカー、軽食屋さんなどがある。改札口では、手荷物のX線検査を受ける。何年か前、マドリード付近で 爆破事故があったため、厳しくなった。15:29AVEに乗る、8号車。電車も駅も小さく、山形新幹線の「こまち」を見ているようだ。 車内はオレンジ色に統一されている。イアホーンが配られ、通路上のデイスプレーで映画やニュースが 見れるようになっている。車窓からは、ひたすらオリーブ畑が見える。窓ガラスが歪んでいて、 撮影画像がブルーに変色してしまう。17:05マドリード駅に着き、各自、AVEから出た自分のスーツケースを駅前に停車するバス まで運ぶ。ポーターはいませんのでと。防犯のため手荷物は前に抱えて下さいと添乗員が言う。 17:35バスに乗り、トレドに向かう。
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